- 2024.11.20
身体の硬さ
身体の柔軟性には「筋肉」と「関節」の柔らかさが大きく関係しています。また、柔軟性が低いとケガをしやすかったり転びやすかったりすることがあります。ケガをしたり、転びやすいと運動に苦手意識を持ってさらに動く機会が減ってしまいます。子どものうちは身体が柔らかい印象ですが、個人差があります。身体が硬くなる要因には、身長の伸びや運動不足、いつも同じ動きをしてしまうことなどが考えられます。身長が伸びると骨の長 […]
身体の柔軟性には「筋肉」と「関節」の柔らかさが大きく関係しています。また、柔軟性が低いとケガをしやすかったり転びやすかったりすることがあります。ケガをしたり、転びやすいと運動に苦手意識を持ってさらに動く機会が減ってしまいます。子どものうちは身体が柔らかい印象ですが、個人差があります。身体が硬くなる要因には、身長の伸びや運動不足、いつも同じ動きをしてしまうことなどが考えられます。身長が伸びると骨の長 […]
写真は、一人乗りシーソーの上に立って左右に重心を移動させる運動を行っているところです。主な目的は、『重心移動』『身体の傾きを感じる』『姿勢保持』を意識してもらうことです。 シーソーの上に立つと身体が傾いてしまうので、そのままだと倒れてしまいます。そのため、無意識的に傾きとは反対方向に身体を倒して姿勢を保とうとする身体の機能が働きます。最初は傾きが怖かったり、シーソーがバタン!と勢いよく反対方向に倒 […]
今回は、ご自宅でできるトレーニングについて紹介していきたいと思います。 力をつけるには日々のトレーニングの継続が必要な場合があります。そこで『育ち』では専門士から、ご自宅でのトレーニングを提案させて頂くことがあります。 専門士がその子にあったトレーニングを考え、ご自宅でも出来るように写真やイラストを使って、取り組んでもらいたい運動をお伝えします。ご自宅でのトレーニングのため、保護者様とお子様がじっ […]
タイトルのようなご相談内容を3歳~小学生までの幅広い年齢層でご相談を受けることがあります。そのような際に「体幹の筋力がない」と決めつけるのではなく、「育ち」では保育士と専門士が連携をとっているため小集団や個別活動での運動の様子から様々な視点で考察を立てて支援していきます。 例えば、『注意不足』でよくつまずいてしまう、注意はしているが『状況の変化』に対応しきれないなどが原因として挙げられます。理学療 […]
人が何か物事を実行するためには、目や耳から入ってくる情報を適切に処理・判断をした上で行動の指示を脳が出しています。その行程はとても複雑で細かな段取りが必要ですが、楽しく運動で練習ができます。課題としては、支援員が赤マーカーを挙げるとジャンプ、青マーカーを挙げたらしゃがむ、両方挙げたら片足立ちをしてもらう課題になります。子どもたちは色と運動の指示を『記憶』しておき、目から入ってきた情報を『判断』した […]
運動ができない・苦手な子に対して「体幹が弱い」「筋力がない」というご相談を受けることがあります。確かに、お子様によっては身長や体重が同年齢の子たちの平均より低く相対的に筋力が弱いことも考えられます。しかし、未就学児のような子たちが運動をできるようになるために筋肉モリモリになることより、できる範囲での運動をたくさん経験して自分の身体の傾きや重さ、手足から伝わる体を支える感覚などをたくさん入力してあげ […]
よく療育や子育てのSNS、書籍で「感覚遊び」という言葉を目にします。たしかに様々な感覚を経験して楽しむことは大事だと思います。では、なぜその「感覚遊び」が必要なのでしょうか? 人が運動をする時には、手や足、目や耳などから入ってくる五感の情報を脳で整理してから運動をするよう身体に指示を出しています。そのため、脳に入ってくる五感情報を正しく認知・整理しなければ適切な運動を行うことはできません。その土台 […]
手先を使って何かを作ったり、箸やハサミを使うためには様々な力が必要になりますが、その1つとして、指先や手首を上手に使わなければなりません。そのためには、指先を使うような活動を行うことも大事ですが、そのための『身体の土台』がしっかりしてなければなりません。 今回の『身体の土台』というのは、体幹・肩周りの安定性を指し、土台が安定していることでその先が自由に使えることができるのです。 安定性を身につける […]
今回は、先日ABA(応用行動分析学)の勉強会に参加した際に普段の活動や子育てにも活かせる!と印象に残ったことを紹介したいと思います。(応用行動分析学の詳細は省略させていただきます) 子どもたちが言葉を学ぶ時には、養育者(ご家族や先生など)の言葉を聞いて真似て、時には真似されて、の経験を積む中で獲得されていくものでもあります。その時必要なのは「真似る」という ”行動” です。発達の段階的に「話す」こ […]
今回のコーナーは、理学療法士手作り玩具での活動を紹介します。 この玩具の遊び方は、棒についたキャップの中に鈴やフェルトボールを入れて下のキャップの位置を棒で調整していきます。一緒になったところで棒を回して上のキャップの中の物を順に下に落としていく課題になります。最終的に一番下のキャップに入ったらゴールです(^^)/ この課題で必要となる力は「指先の動き」「目で追う力」「目と手の協調性」が主に必要に […]