- 2024.09.20
お箸について
最近、お箸に関するお悩み相談をよく耳にします。 作業療法士との個別活動ではお箸が苦手な子どもの練習として箸を使う時と似た動作を行える道具(ピンセット、トング等)や箸を持つためのベースとなるスプーンを使った活動などを行っています。 日頃の食事で普通箸を使っている子どもでも、練習の時にはエジソン箸を使って、正しい指の使い方を練習することもあります。 よく保護者様から「自宅では普通箸を使っていますが、育 […]
最近、お箸に関するお悩み相談をよく耳にします。 作業療法士との個別活動ではお箸が苦手な子どもの練習として箸を使う時と似た動作を行える道具(ピンセット、トング等)や箸を持つためのベースとなるスプーンを使った活動などを行っています。 日頃の食事で普通箸を使っている子どもでも、練習の時にはエジソン箸を使って、正しい指の使い方を練習することもあります。 よく保護者様から「自宅では普通箸を使っていますが、育 […]
視空間認知を促す遊びってたくさんありますね。 ドキドキワクワクしながら、そして先を見通す練習もしていきましょう。 道具は簡単。透明なホースを準備します。太さは転がすものに合わせてみてください。 中を転がるビー玉やスーパーボールがあれば、あとは子ども達の素敵な発想にお任せです。 転がるためには角度が必要。転がるためには最後まで流れを見通さなければ途中で止まってしまいます。 そして、ボールの動きに合わ […]
子どもはだいたい4~5歳くらいで平仮名を読んだり書いたりできるようになると言われています。ですが個人差も大きく、年中さんで平仮名もカタカナもどちらも読めるお子さんもいれば、年長さんでもほとんど平仮名が読めないお子さんもいらっしゃいます。 育ちでは、作業療法士(以下OT)の個別活動の時間に、年中さんや年長さんと一緒に平仮名の練習をすることがあります。正しく書くことよりもまずは文字に興味をもってもらう […]
「育ち」の活動の時も、園や学校でも、そしてご家庭でも姿勢の崩れが気になることは多いですね。ご家庭からの相談もあります。子ども達の支援の中で、運動を通して体の中心(体幹)を育てる活動に取り組んでいます。 「育ち」では椅子という道具や足元の環境調整をひとり一人に合わせて行っています。体が真っすぐになるような座布団(座面調整)は、100均の滑り止めシートを使って作ります。お尻の方を高くしてください。そう […]
板書が苦手な子どもたちがいます。 頭を上げて黒板を見る。そして・・・頭を下げてノートを見る。また・・頭を上げて黒板を見るあれ?どこ見てたっけ 上を向いても下を向いても目の動きを調整できることが大切ですね。運動活動で前庭覚を育てることも必要。そして座ってゲームを楽しんでみよう(^^)/壁一面にオセロゲームを準備してみました。 さぁ、上手く進められるかな?オセロのコマの数で難易度を調整していきましょう […]
放デイでは、子どもたちが学校の宿題をする時間も作っています。升目のノートであれば、書く場所が把握しやすいですね。でも、プリントの宿題をしていると、何となくわかっていても下の解答欄にまで書いてしまったり、問題の字の数倍大きな字で書いてしまうことが多く見られました。 ( )の中では、どの部分に書いていいのか判断が難しくなります。( )はあっても枠がありません。下敷きに線や升目が書いてある物もありま […]
子どもたちにとって「ひもを使ってむすぶ」場面で戸惑い、苦手意識が強くなって嫌いになる。できないからと結ぶ練習は気持ちがついていきません。そして紐がどうなってどう動くのか、紐を動かしながら「いま、つまんでいる紐はどこにいく?」と悩ましいことでしょう。そこで!紐が立体的に見えて、どこをどう動いているのか、動いていくのかがわかりやすい「練習ボード」を作りました。 真ん中は100均で販売している園芸用タイ […]
小集団の中に限らず、個別であっても狭い空間だと落ち着く子供たちは多くいます。周りの様子が気になって作業に集中できない場面も見られますね。そんな時「イチ、ニ、サン」で自分の部屋ができちゃいます。 小集団で使っている机も落ち着く空間にしようと「どこでも個室!」を作ってみました。 このような自分だけの空間って落ち着きますね。軽くて収納場所も取りません。リビングでもこれを使ってみませんか。内側にはその日に […]
「つまむ」「つかむ」動きのためには手の親指が外側に開かなければなりません。 身体の特性上、親指の動きが上手くできなくて「つまむ」「にぎる」が苦手な子がいました。使いづらさから活動に参加したくない気持ちにもなっていました。そこで、伸縮性のあるベルトを使って親指を開いてあげる補助ベルト(=おやゆびつまみベルト)を作ってみました。補助ベルトを作ると恐竜ワッペン(=写真)効果もあり受け入れてくれました。そ […]
絵や字を書いている様子を見ていると筆圧の調整がうまくできないことがありませんか。 筆圧が低く、ふらふらと鉛筆を動かしていることや、反対に強すぎて塗り絵の後は疲れてしまったり・・・。「書く」ということは鉛筆が紙に当たっている感覚が体に伝わって調整されています。そんな時には「ザラザラ下敷き」を使ってみませんか。(「ザラザラ下敷き」という市販品もあります。) でも!ちょっとその前に「紙やすり」を使って試 […]