身体の柔軟性には「筋肉」と「関節」の柔らかさが大きく関係しています。
また、柔軟性が低いとケガをしやすかったり転びやすかったりすることがあります。
ケガをしたり、転びやすいと運動に苦手意識を持ってさらに動く機会が減ってしまいます。
子どものうちは身体が柔らかい印象ですが、個人差があります。
身体が硬くなる要因には、身長の伸びや運動不足、いつも同じ動きをしてしまうことなどが考えられます。
身長が伸びると骨の長さが長くなり、骨の成長に筋肉がついていけないと身体の硬さにつながっていくこともあります。
子どものうちから身体を大きく動かしたり、柔軟体操やストレッチを行って筋肉や関節の動く範囲を維持することが大切です。
「子どもがおうちでダラッと座ってばかりいるんです」といった相談がたくさん寄せられます。
動きが少ないと筋力が育ちにくいだけでなく、動きが少なくなることで筋肉や関節の柔軟性が低下してしまいます。
お風呂上りは筋肉が温まり柔軟性が向上しやすいです。
必要を感じる方には、おうちでも取り組める柔軟体操をいくつかご提案させていただくので、少しずつでも取り組んでいきましょう!
下の写真はおうちで取り組めるストレッチを提案させて頂いた一例です。
①は長座体前屈といい、腰から太ももの裏側の筋肉を伸ばすことができます。
②は足の付け根である股関節周りのストレッチができます
『育ち』では遊びの中で様々な動きを取り入れ大きく身体を動かし「筋肉」や「関節」の動ける範囲を出来るだけ維持できるよう活動を行い支援しています。