令和6年度 多機能型事業所育ち 第3事業所 公開療育

令和6年度 多機能型事業所育ち 第3事業所 公開療育

実施:令和6年8月1日(木)14:30~16:40

多機能型事業所育ち 第3事業所として、初めての公開療育を開催いたしました。
また、「株式会社 育ち」として放課後等デイサービスの公開療育は初めての試みでした。
関係機関(療育センター)や他事業所の方々6名にご参加いただきました。

「育ち」の療育は、主に保育士・児童指導員による小集団活動、セラピスト(OT、PT、ST)による個別活動を行っています。
その詳細について、児童発達支援管理責任者より会社概要説明や「育ち」の思いも交えてプレゼンさせていただきました。

その後、第1事業所での公開療育でいただいた感想の内容を踏まえ、参観時の留意点(利用児の特性により環境的配慮を要するなど)を具体的に示し、参観者が主体的に療育の様子を自由な時間配分で参観されました。
約1時間、第3事業所で行っている活動や支援内容を観察していただき、その後情報交換会を行い、気づきや学びや共感だけでなく多くのお褒めの言葉をいただき、とても有意義な時間となりました。

小集団活動では、「ボディーイメージを育てる」「体幹の安定(バランス)を高める」「ボディーイメージを育てることで他者との適切な距離感を育てる」「判断力を育てる」「成功体験を重ね、達成感を得る」というねらいの基に『ボルタリング&ひらがな並び替えクイズ』を行いました。

PT個別活動では、「運動に苦手意識のある利用児に対し、身体の幹つくりと、目と手の協調性を促す」ことをねらいとし、スタビライザー、バランスボールでの運動活動を行いました。

OT個別活動では、「視空間認知力を促す」「紐結び練習ボードを使用し、苦手な作業を楽しく進めることができる」ことをねらいとし、棒体操ゲーム、ビー玉迷路、紐結び、ストラップ作りを行いました。

ST個別活動では、「絵カードを用いた課題を通して語彙数の増加を図る。また、伝えたい話や自分の考えをプリントにまとめ、文章レベルで相手に説明する力を高められるようになる。」ことをねらいとし、言語発達促進のため、様々なカテゴリーの絵カードを使用し、理解語彙数の増加を促したり、文章構成課題に取り組みました。

いただいた感想等より・・・

今回はこのような機会をありがとうございました。
その日の子どもの状況に応じて個別や小集団の時間を設けて対応している等、貴重なお話をありがとうございました。

職員を「〇〇先生」ではなく「〇〇さん」と子どもたちに呼ばせる姿勢に、子どもたちに対する敬意が感じられてとても好感を持ちました。
また、セラピスト(PT.ST.OT)が常駐している事で、小集団活動以外にも各々の特性に合った個別支援が出来、とても良い環境だと感じました。
自由に参観させて頂けた事も有り難く、大変勉強になりました。
先生方の終始ご丁寧なご対応にも感謝です。ありがとうございました。

公開療育に向けての準備等ありがとうございました。
人材不足と言われている現在ですがスタッフの人員そして療育への思いを強く感じる事業所を見学させていただき感動しました。
このような施設ばかりだと子供達が社会に出るまでに力がつくだろうと感じました。
未来を担う子供達を地域でみんなで育てることができる社会になってほしいです。
素敵な時間をありがとうございました。

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