実施日:令和6年7月12日(金)13:30~16:00
今年度新入職員たちと共に多機能型事業所育ち第2事業所の公開療育を開催いたしました。
他の児童発達支援事業所、放課後等デイサービス事業所、児童発達支援センター、こども総合療育センター等々の方々9名にご参加いただきました。
育ちの療育は、保育士等による小集団活動、セラピスト(OT、PT、ST)による個別活動を行っていますので、その様子を観察していただき、療育参観終了後は情報交換の時間を設定し、とても充実した意見交換ができました。
小集団活動の運動活動では、「他者への意識を高め、協調性を育む」といったねらいの基にハンカチ(ペレット)落とし、大根抜きゲーム、じゃんけん列車を行いました。
また、小集団活動の机上活動では、「観察しながらイメージを広げ、再現する」というねらいの基、見立て遊び(新聞紙と折り紙で果物を作る)に取り組みました。
PT個別活動①では、「前庭覚や固有感覚の入力から、姿勢制御や重心移動などの身体の使い方を意識する」ことをねらいとし、模倣体操、一人シーソー、バランスボール活動、鉄棒活動を行いました。
PT個別活動②では、「指示を理解・整理して運動を実行することができる」ことをねらいとし、模倣体操、色分けサーキット活動、しっぽ取りを行いました。
ST個別活動では、「『ス』の発音が安定して言えるようになる」「自信をつける」ことをねらいとし、ガムを使用した咀嚼訓練、『ス』の構音訓練、神経衰弱(楽しみながらできるゲームを実施しながら構音訓練以外の場面でも『ス』の発音に意識を向けられるようにするための取組)を行いました。
OT個別活動では、「視覚機能の向上を図るとともに手指分離や感覚の統合を図る」ことをねらいとし、じゃんけん体操、バランスボール運動(シール剥がし)を通して巧緻動作や粗大運動が不器用な児に対してのビジョントレーニングを行いました。
いただいた感想等より・・・
スタッフみなさま雰囲気良く、子供たちと笑顔で接していらっしゃいました。
職員間で密に連携をとり、保護者さま対応まで丁寧にされていらっしゃる様子を伺い、素晴らしいと感じました。
先生方の子供たちへの言葉かけがとても素敵でした。
また機会がありましたら宜しくお願い致します。
私たちが参観することで、いつもと違う環境や雰囲気に、子どもたちもソワソワするだろうと想定しうる中で、様々な工夫も凝らしてくださっており、私たちも見学しやすかったです。
この度、育ち第2事業所様で見させていただいた個別療育や小集団療育では、子どもたちひとりひとりが笑顔で楽しみながら参加している様子が見られ、それは個別でも集団でも、職員の皆様が一丸となって、子どもたち一人一人と向き合うことで引き出される賜物なんだなと、心が温かくなった次第です。
この度は本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
とても参考になり、これから生かしていきたいとおもいます。
公開療育を開催、受け入れていただき、ありがとうございました!
すごく貴重な時間でした。
また、自分たちの療育を見直す機会となり、とても有意義な公開療育でした!