平仮名の読み書きって何歳でできるようになるの?

平仮名の読み書きって何歳でできるようになるの?

子どもはだいたい4~5歳くらいで平仮名を読んだり書いたりできるようになると言われています。
ですが個人差も大きく、年中さんで平仮名もカタカナもどちらも読めるお子さんもいれば、年長さんでもほとんど平仮名が読めないお子さんもいらっしゃいます。

育ちでは、作業療法士(以下OT)の個別活動の時間に、年中さんや年長さんと一緒に平仮名の練習をすることがあります。
正しく書くことよりもまずは文字に興味をもってもらうことが大切です。
文字に興味が持てるように、自分の名前や好きなものの名前から練習したり(写真1)、楽しく遊びながら学べるように粘土で文字を型取ったりしています(写真2)。
その他にも、ご自宅でもできる「かるた」「しりとり」「すごろく」等は遊びながら楽しく覚えることができると思います。

子どもたちは恐竜や車などが好きな子が多いので、中には平仮名よりカタカナを先に覚えたり興味を持ったりする子もいます。
小学校では平仮名から習うと思いますが、必ずしも平仮名からでないといけないということはないと思います。
その子の特性によってカタカナから学び始めるのもひとつの手かと思います。

「他の子はもう字を書けるのにうちの子は書けない」と焦ってしまうお気持ちもわかりますが、興味がないことに取り組むのは大人でも難しいので、子供にとってはもっと難しいことです。
その子にはその子のペースがあります。だんだん文字を覚えて書いたり読んだりすることができ自信がつくと、楽しくなり子どもの「もっとやってみようかな」という気持ちに繋がります。
強制するのではなく、その子が興味を持って楽しく学んでいけることが一番大事です◎

文字学習に関することだけでなく、手先や運動面などお子さんの身体のことで気になるところがありましたらお気軽にOTにご相談ください♪

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