「よく転んで顔をケガすることがあります。」

「よく転んで顔をケガすることがあります。」

タイトルのようなご相談内容を3歳~小学生までの幅広い年齢層でご相談を受けることがあります。
そのような際に「体幹の筋力がない」と決めつけるのではなく、「育ち」では保育士と専門士が連携をとっているため小集団や個別活動での運動の様子から様々な視点で考察を立てて支援していきます。

例えば、『注意不足』でよくつまずいてしまう、注意はしているが『状況の変化』に対応しきれないなどが原因として挙げられます。
理学療法士との個別活動では、サーキット活動も取り組みますが、その際にはあえて助言や援助はせず、一緒になって何度も同じコースに取り組む中で子どもたちは自分たちでバランスが崩れそうになっても踏ん張る力やコース(環境)に対してどのように体を使えばいいのかなどに気づいてできるようになったり、質(スピードや安定性)を上げることができる経験が多くあります。

できるようになった時には、子どもたちに『何ができるようになったのか』はフィードバックを行うことで達成感や自己肯定感を高めることにも繋がります。

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