人が何か物事を実行するためには、目や耳から入ってくる情報を適切に処理・判断をした上で行動の指示を脳が出しています。
その行程はとても複雑で細かな段取りが必要ですが、楽しく運動で練習ができます。
課題としては、支援員が赤マーカーを挙げるとジャンプ、青マーカーを挙げたらしゃがむ、両方挙げたら片足立ちをしてもらう課題になります。
子どもたちは色と運動の指示を『記憶』しておき、目から入ってきた情報を『判断』した上で指示を『想起』して『実行』する必要があります。
それ以外にも、『注意を持続』させたり違う動きを『抑制』したりとたくさんの能力が必要になります。
指示を少しずつ速くしたり、「赤→赤→赤」と連続で出した後に「青」を出したりとその子の能力に応じて難易度を調整することもできます。
個別活動の中で挑戦するとみんな息を切らしながらも「もう一回!」と笑顔で挑戦してくれています。