今回は、先日ABA(応用行動分析学)の勉強会に参加した際に普段の活動や子育てにも活かせる!と印象に残ったことを紹介したいと思います。
(応用行動分析学の詳細は省略させていただきます)
子どもたちが言葉を学ぶ時には、養育者(ご家族や先生など)の言葉を聞いて真似て、時には真似されて、の経験を積む中で獲得されていくものでもあります。
その時必要なのは「真似る」という ”行動” です。
発達の段階的に「話す」ことより「寝返り」や「はいはい」「立ち上がり」が先に獲得されていることから、運動は言葉より先に発達するものです。
このことを活かし、言葉がどんどん発達する前の1歳前後の遊びの中で子どもたちが養育者の動きを真似てジャンプしたり、ぐるぐる回ったり、手をパチパチしたりするこの動きを「真似て」遊ぶということが今後、言葉を「真似て」発することに繋がるようになります。
この時、上手にジャンプしたりすることは大事ではなく、あくまで「真似る」という”行動”を褒めてあげることが、言葉を「真似る」という”行動”に繋がります。
『育ち』の活動では、このような事を活かして、専門士と保育士が協同して発達の土台作りにも力を入れています。