令和5年7月15日(土)9:30~11:40
多機能型事業所育ち 第2事業所として、はじめての公開療育を開催いたしました。
他児童発達支援事業所、放課後等デイサービス事業所、基幹相談支援センター、相談支援事業所等々の方々6名にご参加いただきました。
育ちの療育は、保育士等による小集団活動、リハ職(OT、PT、ST)による個別活動を行っていますので、その様子を観察していただき、療育終了後は情報交換の時間を設定し、とても活発な意見交換ができました。
小集団活動の運動活動では、「ボディーイメージを育てる」「固有感覚の入力を促す」「基本的な運動機能を高める」といったねらいの基にサーキットトレーニングを行いました。
また、小集団活動の机上活動では、「目と手の協調性を育てる」「正中面での作業を促す」「指の分離動作を促す」というねらいの基、はさみやのりを使った活動に取り組みました。
OT個別活動では、バランスボールを利用し、体幹トレーニングを通し身体の軸を育てる。
前庭覚への感覚入力を好む児に対し揺れの感覚を入力し机上活動へのスムーズな導入を図るという目的の基、巧緻作業へ繋がる体幹トレーニングを行いました。
ST個別活動では、語彙数を増やし簡単なことばでのやり取りができるようになることを目的の基、絵カードを使用した理解と語彙数の増大に繋げる練習を行い、また、他者とのやり取りを行えるようにコミュニケーション練習を行い、コミュニケーション能力の向上を図りました。