利用児をはじめ、職員や家族はもちろん、万が一、目の前で意識喪失状態の人に遭遇した時、どのように動けばよいのか。
いざという時に動けるよう備えため、救急救命士による普通救命講習Ⅰを受講しました。
事前にWeb講習を受講してから心肺蘇生法およびAEDの使用法について実践研修に臨みましたが、頭で理解していたつもりでも実際行動しようとすると慌ててしまったり、自信がなかったりという状況でした。
当事業所のおける初めての普通救命講習研修の機会でしたが、ほとんどの職員は心肺蘇生法の講習を以前受講した経験がありました。
しかし、今回実践してみて、胸骨圧迫の手を置く位置や体重のかけ方、早さ・リズム・胸の沈む深さ等、正確でないことや自信の無さをカバーするには繰り返し実践的研修を積むしかないと痛感することでした。
また、当事業所は、特性のある1歳半~6歳の子どもを預かり療育を行っています。
講師の救急救命士の方は、このことを受けて、未就学児に対する心肺蘇生法やAEDの使用の仕方、異物除去の方法、熱中症対策等、私たちの身の回りで万が一が起きたことを想定し、非常に分かりやすく懇切丁寧な講義をしてくださいました。
子ども達をはじめ不測の事態に遭遇した際に取るべき初期対応や命を守るための理論的、実践的な行動について学ぶ機会となり、大変、実りの多い講習会となりました。
普通救命講習の詳細
日時
場所
多機能型事業所育ち 第2事業所 |
鹿児島市坂之上7丁目22-45 |
受講者
事業所名 | 受講者数 | Web事前講習受講終了者数 |
多機能型事業所育ち | 8 | 7 |
多機能型事業所育ち第2事業所 | 9 | 9 |
講師