(株)「育ち」では、それぞれの事業所にベテランOT(作業療法士)先生から、「発達障害の気づきと支援」について学ぶ機会を持ちました。
第1事業所 令和5年3月20日(月)15:30~17:00
第2事業所 令和5年3月25日(土)16:00~17:30
その一部をご紹介します。
1 氷山モデル
大切なことは、ひとりひとりの特性を知ること!!
その考え方の一つに氷山モデルがあります。
氷山の一角は見えていること(目の前で起こっている出来事)。
海面から下は見えにくい。
その海面の中に「どうして?」の答えが隠れています。
現象に対して「なぜ?」を知ることは「その子の特性」を知ることです。
支援する立場としてその作業(なぜを考えること)を面倒くさがらないことです。
そして答えはひとつではなく、また答えを出せないこともあります。
だ・か・ら!ミーティングが必要で意見を出し合うのです。
迷って、考えて、やってみて、また迷って考える。
2 固有感覚って何?
体の動きに関係する情報を中枢(脳)に伝える働きをする。
筋肉や腱、内耳などには体の動きを感知するもの(受容器)がある。
そして次のような感覚を感知しています。
3 作業療法士的考え方・評価でのとらえ方
「育ち」では、ただ一緒に時間を過ごすという療育は行いません。
「育ち」の療育には意味があります。
OT・PT・ST・保育士・児童指導員による評価を根拠に意味のある療育を行うことで子ども達の育ちに寄り添います。
そのための研修(学び)を積極的に取り入れていきます。