「育ち」では、子どものどんな行動にも「理由(わけ)」があるという思いで、子どもが何をしたいのかを予測して心の声に耳を澄まし、「いそがば回れ」の周到さと「ここまでおいで」の励ましを大切にした支援に取り組みたいと思っています。
子どもたちが生きることは楽しいという自分に対する肯定感を築く為の土台づくりが業務の柱でなければならないと思い、「育ち」の療育に取り組んでおります。
そこで、今回、私たちが定期職員研修で学ぶ中で、保護者の方々とも共に学び、学んだことが子どもの幸せに繋がるような取り組みが出来たらと考え、12月3日(土)に谷山市民会館にて、専門士による保護者向け講話を開催しました。
講師として特別支援教育コーディネーターの朝倉勉 先生をお招きし、「理由が分かると少し安心・・・~特性の強い子との関わり方~」をテーマに講演を行っていただきました。
とてもわかりやすい内容で、今後の子供への向き合い方について参考になりました。
保護者様からは、予定していた時間を超えて活発なご質問をいただき、また開催後には保護者様のお声で、普段のお子様との関わり方を省みるお言葉をいただくなど、大きな反響を感じる講話会となりました。
保護者様方が常日頃、こんなに迷いを感じながらお子様と向き合っていらっしゃるんだな、ということを改めて認識するとともに、こういった機会を年に一度でも開催していく必要性を感じました。